Assy_hair

表参道の美容室でフリーランスヘアデザイナーをやってます。これまでに2000人以上の髪の毛を綺麗にしてきました。サロンワークを中心にarやchoki choki等雑誌の撮影もメンズからレディースまで幅広くやってます。エロいと髪の毛が伸びるのが早い?坊主にすると髪質が変わる?等の髪の毛に関する噂やヘアケアに関する正しい情報を発信していきます!インスタグラムアカウントはこちら https://www.instagram.com/assy119

ヘアアイロンの温度って何度が正解?

 

 

 

こんにちは。

 

今回はヘアアイロンの温度について書いていきます。

 

 

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外国人のクセのような質感にするためにヘアアイロンを毎日使ってる方も多いと思います。

 

 

 

皆さんヘアアイロンは何度で使っていますか?

 

 

 

髪質と状態によって個人差はあるのですが130度〜150度くらいがオススメです。

 

 

当てる時間は2秒以内にして下さい。

 

 

 

アイロンを使うことによってダメージが起こる理由を説明していきます。

 

 

1.熱によるタンパク変性

2.水蒸気爆発

3.アイロンで強く挟むことによる物理的ダメージ

 

 

 

1.熱によるタンパク変性

 

 

髪はケラチンというタンパク質でできています。

 


タンパク質は私たちの体を形作る主な成分の一つで、卵や魚、肉などにも含まれています。

 


タンパク変性とは、熱などでタンパク質が変化してしまうことです。

 

 

例えば、卵をゆでるとかたまってゆで卵になりますよね。

 


お肉を焼けば固くなりだんだんと焦げていきますよね。

 


同じように髪もだんだんと焦げていてしまいます。

 


このようなたんぱく質変性は卵や肉のように元に戻ることはできません。

 

 

そのためアイロンで必要以上に高い温度と、長い時間当てるのはかなり危険です。

 

 

十分気を付けて下さい。

 

2.水蒸気爆発

 

 

皆さん経験のある方もいると思いますが、髪の毛が濡れている状態でアイロンを使うと水蒸気が発生します。

 

これは髪の表面についている水が髪内部の必要な水分と一緒に水蒸気となって出ていてしまっている状態です。

 


この時、髪内部の必要な水分が膨張し髪の組織を破壊して穴をたくさんつくって傷つけてしまいます。

 

 


解決策としては、髪をしっかりと乾かしてヘアアイロンをすること。

 

 

あとはヘアスプレーやスタイリングをつけた状態で、髪の毛が湿っている時に巻くのも危険なので気をつけて下さい。

 

 

 

3.アイロンを強く挟むことによる物理的ダメージ

 

 

こちらは主にストレートアイロンを使う時に起こる可能性があります。

 

 

 

ストレートアイロンをやる時に強い力で挟むと髪の毛がタンパク変性を起こしてしまい、ダメージの原因になってしまいます。

 

 

なのでストレートにする時は強く挟み過ぎずに優しく挟んで下さい。

 

 

 

以上がアイロンを使う時の注意点です。

 

 

 

日常的に使う方も多いと思うので、出来るだけ髪の毛にダメージを与えないように気を付けて下さい。

 

 

 

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